生石灰をベースに工業副産物を加えた固化材です。
シルトから泥土まで幅広い土質に対応することが可能で、さらに 固化反応を繰り返すため、改良土の再利用や
ストック後の再利用が可能です。
改良土プラントでのご使用や自走式土質改良機(リテラ)での混合に対して最適な配合が出来ます。
※グルーサンドシリーズは、セメントを含んでおらず、六価クロム溶出試験の対象外です。
・グルーサンド GS-M→高強度石灰系固化材
・グルーサンド GS-F→高強度石灰系固化材(高含水)
・グルーサンド GS-L→低アルカリ性固化材
用途
建物の基礎工事・河川の改修・宅地造成・建築発生土の安定処理による有効活用 道路の盛土・路床・路盤
コンクリート2次製品の基礎地盤改良・農道、畦畔等の整備 擁壁裏込め土の改良・住宅基礎地盤安定処理
災害時の土砂処理及び汚泥処理
土との反応 | 改良原理 | 特徴 | |
短期 | 消化吸収反応 | 生石灰の強制脱水作用による、含水比の低下 | ・取扱性(ハンドリング)の急速な改善 ・敷均し、機械・締固め機械のトラフェィかビリティの急速な向上 ・混合性の改善(粘土塊が解破される) ・水和消石灰(微粒子)は分散性が良好 |
イオン交換反応 | 土粒子の団粒化による、 塑性指数の低下 |
・取扱い性(ハンドリング)の改善 ・締固めの改善、圧縮性の低減 |
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・エトリンガイド反応 | ・エトリンガイド(針状結晶鉱物)による土粒子の拘束 ・生成による含水比の低下 |
・有機質土、泥土にも強度発現が可能 ・広範囲の土質に対する強度増進作用 |
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中長期 | ポゾラン硬化反応 | ・粘土鉱物との水和物 (土粒子感結合材)生成 |
・添加量、種類により所要の強度発見が容易 ・改良土の長期仮置き、破壊後の再固化が可能 ・長期にわたる強度増進 |
炭酸化反応 | ・炭酸カルシュウム生成による 不透水膜の形成 |
固結化の促進 |